鷲ヶ岳スキー場でカオソーイ

私が移動販売車をはじめる頃、海を渡った「松井稼頭央さん」
アメリカ大リーグで活躍し、
８年ぶりに日本球界に戻ってくるかもしれない。

昨日はあまりの嬉しさに「史上最速の男」を大きく取り上げ
飲食業界大先輩「K's　PIT　DINER１０周年」を、軽く流してしまいました。

今日は、「松井稼頭央さん」の大リーグでの歴史より
長きに渡り営業し続けた「K's　PIT　DINERさん」の紹介をしたいと
思います。





はじめてお会いしたのは、
ポートメッセ名古屋でのイベント。
カッコいい車体に、思わず声を掛けてしまいました。

以前は舟橋も、移動販売車を見かける度
声を掛けていたのですが、最近は紹介の方が多いですね。



K's　PIT　DINERのオーナー、大村さんも
紹介をして下さる、そんなお一人です。

最近でも大きな紹介は、
移動販売車大学一期生の、
「トミーズブリトー千賀さん」と「チリ・パラダイス佐藤さん」
お二方を紹介頂けたこと。





毎年１つ１つ目標や新しいことを立ち上げてきた舟橋ですが、
今年は、「移動販売車大学」設立でした。
現在７組の移動販売車オーナーさんたちが、毎月通って頂いています。

移動販売車大学のホームページはあるのですが、
特に申し込みは受け付けていません（笑）
事前に紹介や、移動販売車セミナーなどを通じて
コミュニケーションを取ってから入学頂いているのです。

何とその中の２組は、K's　PIT　DINERの大村さんから紹介です。
少数精鋭でオープンしたかった舟橋としては、
一からコミュニケーション取らなくても安心できる「紹介」は
一番安心でき心強いモノでした。

正直何としても「移動販売車大学」を開校したかった
長年の夢を裏で後押しして下さったのが、
他でもない大村さんなのです。





そんな大村さんのお店「K's　PIT　DINER」が
昨日十周年を迎えました。
この厳しい世の中、特に厳しかったであろう、この１０年を
更に大須や移動販売車にまで販路を拡大し経営されてきた先輩はさすがです。

移動販売車でのメイン商材は、ハンバーガー。
特に佐世保バーガーと言うわけではないのですが、
そのバンズも大きく、１００％ビーフの焼ける匂いはたまりません。

また職人としての腕も確かで、
K's　PIT　DINER前からレストランで修行をし、
何でも作れるのにアメリカンなダイナーズハンバーガー一本にしぼりました。

ＰＳ屋台村でも隣で作ってみえたのですが、
腹ペコのままブラックかき氷作りっぱなしの舟橋の鼻先を
Ｋ'ｓ　ＰＩＴ　ＤＩＮＥＲの誘惑の香りに何度かやられました。



私は今まで何度も職を変え、新しい仕事を立ち上げては
稼ぎ、スグやめ、また稼ぎ、
そんな人生を繰り返してきました。

変に稼げてしまったので、「腰を据えて」なんて
私の人生には考えられなかったのです。

しかし今カオソーイに、そして移動販売車に人生を掛け
はじめて「腰を据えて」、人として大切なモノが見えてきた
そんな気がするのです。


大村さんはいつも見た目からサモア人のように
おおらかで、イカツイ雰囲気ながら
怒った姿を見たことがありません。

K’s　PIT　DINERのハンバーガーは、商品の特性から
私のお誘いするイベントでも、浮き沈みの激しい結果になることが多い。
普通のオーナーはそんな悪い時、私に愚痴らしき一言を言いたくなるものです。
しかし大村さんからそのような欠片も聞いたことがありません。

１０年間同じことをやり続けた秘訣のようなものを感じるのです。
何か言葉で教えて貰ったわけではない。
その姿、たたずまいが、私に色々なことを自然に教えてくれるのです。



来月屋台プラス協会の忘年会では、
これからの１０年についてお話聞いてみたい舟橋です。